サンフェリーチェ
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サンフェリーチェとは・・・私の知る範囲で説明します。。

Molino San Feliceは、カンパーニャ州の老舗製粉会社です。



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なかでもタイプ00アズーロピッツァ
ナポリ伝統のピッツァに最高の小麦粉を・・・との事で開発されました。

つまり、 真のナポリピザ職人に認められた製粉会社が製粉する"最高の小麦粉"と、言うものです。
ヨーロッパ、アメリカ、カナダ、それぞれの豊かな土地で生育した中で、とりわけ最高の小麦粉を収穫し適正ブレンドの末、世界有数のナポリピッツァ用粉として製粉されました。c0106455_14542512.jpgc0106455_14543315.jpg











そして “真のナポリピッツァの為の小麦粉"として認証を取得しています。
この小麦粉に初めて私が出会ったのは、2000年の8月に南イタリアの「サレルノ」と言う街で開催される「フェスタデラピッツァ」に招待され、そして参加したときに知りました。c0106455_14555833.jpg

















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大会スポンサーとして、小麦粉の供与をしていたのです。


それまでは、日本や北イタリアで様々な小麦粉を相手にピッツァを作っていましたが、このサンフェリーチェに初めて触った時に“細かく、とても滑らかで手にひんやりとまとわり着いてきた感触”はいまだに忘れられません。
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 ピッツァをズッシリと仕上げるか、かる~く仕上げるかは職人の目的と伴う技術によりますが、最大の特徴は、なんと言っても小麦粉のその香りです。。
ともすると他のピッツァが無臭ではないか?〔ちょっと大げさですが〕と、思えるほどのものです。
☆ガス窯や電気窯〔イタリアンピッツァが焼けるガス窯・電気窯に限りますよ!!〕でも、店内にとてもよい香りが立ち込めますよ・・・ちゃんと焼いていれば・・・〔笑〕
☆程度にもよりますが、高温で焼ききる事で、より良い特徴が出る小麦粉ですので・・・低い温度では〔低ければ他も一緒か・・・〕、良さが活かせませんね。。 
適正温度は・・・ ヒ・ミ・ツ〔笑〕

その後2003年に、長野県の業者により最初の輸入が始まり、同年長野市内の「dal DOGE」と言うピッツェリアが国内最初の使用店と記憶しています。
その後は、静岡県の「カッぺリーニ」/愛媛県の「マルブン」/山口県の「アンコーラ」/神奈川県の「マルターノ」等などと、次々に普及していきましたが・・・
c0106455_1593647.jpg 長野県の業者は扱いが難しいとの事で2005年〔約2年で〕に輸入を辞めてしまい、日本では神奈川県の「マルターノ」が独自に委託した業者による空輸〔小麦粉の安定の為〕での個人輸入を続ける以外に日本ではなくなってしまいました。  
 暫くの間、日本での使用店は「マルターノ」1店舗だけになってしまったのです。
 その後、製粉会社の最大手のニップンが、この小麦粉の良さを再認識し、2009年7月に輸入を開始して、やっと安定して供給されるような状況になりました。
(向かって右側が4代目社長↑)   
      

国内には色々な製粉業者のお奨めの小麦粉や、業者による輸入小麦粉が多々出回っています。c0106455_1513360.jpg



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↑→   
☆フェスタ開催中にサンフェリーチェに訪問し、改めて小麦粉の良さを認識しました☆




最近は選択肢が多すぎるような〔向かない小麦粉も・・・含まれて・・・〕気もしますが、各ピッツェリアで様々なイタリアンスタイルのピッツァを提案してもらえると楽しいですね。

北イタリアで代表的なピッツァのミラノスタイル/南イタリアで代表的なピッツァのナポリスタイルや、以外にも各地のご当地ピッツァも色々ありますからね。
 日本にも「うどん」や「ラーメン」等、小麦粉料理が多く有りますし・・・
うどんやラーメンも昔はもっとシンプルだったと思いますが、ご当地ものも最近はびっくりするくらいに多種多様ですね・・・〔笑〕

Molino San Felice
http://www.molinosanfelice.it/
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by t2cosmo | 2010-04-27 15:14 | pizza | Comments(10)
Commented by sfarina at 2010-04-27 21:54
へぇ、面白い。
日本でそんな経緯が今まであったのですね。
小麦粉自体もイタリアの小麦を使って製粉しているんでしょうね?
貴重なお話、興味深く読ませてもらいました。
ありがとうございます!
Commented by t2cosmo at 2010-04-27 23:30
sfarina さん
私とサンフェリーチェとの関わりは、こんなところです。
何度も言いますがこの小麦粉で作ったピッツァは、生地・窯・職人さんのタイミングがドンピシャの時はまさに“最強”ですね。
しかし、小麦粉自体の保存が・・・非常にデリケートなもので〔汗〕

小麦粉はイタリア産100%ではないのですよ。
色々ブレンドしています。

良く聞くマニトバ粉と言うものも有りますが、これなんかカナダの地名から来ている通りにイタリア産では有りませんし・・・

・・・でも、それぞれなくてはならない“南イタリア・ナポリの味”です。
この小麦粉が日本に普及して行くのが楽しみです。
Commented by cookery-world at 2010-05-05 19:57
この度の選手権はスーパーSも自然の前には力及ばずで
申し訳アリマセンでした~。
その分今年のフェスタは必ず参加したいですよねえ。
今年の会場はポンテカニャーノに戻ることが決まったようですが、
相変わらず開催時期が決まっていません。(泣)
早く決まってほしいですね~。
Commented by infoitalia at 2010-05-05 20:24
はじめまして。sfarinaさんのところでお見かけしてお邪魔させていただきました。サンフェリーチェの話、そんないきさつがあったのですね勉強になりました。ところで(↓)アイスランドの火山の影響は多くの方が被害を受けていましたよね。自然には逆らえないとはいえ残念。イタリア内も大混乱でした。
Commented by t2cosmo at 2010-05-05 20:25
スーパーSさんも、自然にはねぇ~

私もフェスタのHPをチェックしていますが・・・・
3日ほど前に変化がありましたが、僅かな変化ですねぇ。。

動きが取れません〔苦〕
サルソが駄目だったぶん、サレルノはなんとかしたいですね。
Commented by t2cosmo at 2010-05-05 21:00
infoitaliaさん  コメント有難うございます。
サンフェリーチェとの関わりは、ほんの偶然でした。
初めて参加した2000年・サレルノのフェスタでピッツァを焼いていたら、いつの間にか8月だと言うのにスーツを着たおっさんが後ろに立っていて・・・
振り向いて目が合ったら「ブラボー!!」と、言われて。。
その人がサンフェリーチェの社長さんで、その後一緒の写真を取られて・・・3日後にサレルノの地方紙に・・・サンフェリーチェのCMに使われていました〔笑〕。
後は会社訪問して、付き合いが続いています。

イタリアはミラノもローマも駄目になってしまいましたからね。。お察しいたします。
火山で飛べないなんて貴重な?体験もしましたが・・・昨年に続きサレルノには行きたいと思っています。

しかし・・・・開催日がいまだに解らずに・・・・〔泣〕
Commented by infoitalia at 2010-05-06 00:21
>振り向いて目が合ったら「ブラボー!!」といわれて・・
すごい展開ですね。笑 でもそうやって知り合ってずっと付き合いが続いているのは”出会う運命”だったのかな、なんて思います。楽しい!
サレルノでの開催日がいまだ分からない・・やっぱり(苦笑)。イタリアにいても日程がはっきりしないことが沢山あって困ってしまいますが、日本からだとさらに予定がたてられなくて困りますよね。
Commented by t2cosmo at 2010-05-06 06:50
再コメ、ありがとうございます。
今回行き損ねたパルマのピザ選手権は、半年前から公募してくれますので日本のピッツェリアにも声がけし易いのですがね。
サレルノは7月~9月初旬と、幅が広すぎて〔汗〕

今回のキーワード?は、ワールドカップが終わってから・・・・と、いうものなので。
昨年は7月9日からだったのとを加味して、推測するに7月下旬では・・・・と。。

infoitaliaさんは、イタリアで活動されているようですが・・・北と南の人間性の違いに色々ご苦労されているのでは・・・・

私はピザ絡みでしか殆どイタリアには行けませんが、どこかでご挨拶したいですね。。
Commented by infoitalia at 2010-05-07 19:00
ははっ、7月~9月初旬・・幅が広すぎですね。
確かに北と南では人間性が違って最初は戸惑いましたが、それもまた面白いかなと思えるようになりました。
ぜひ!どこかでお会いできたら嬉しいです。
Commented by t2cosmo at 2010-05-08 01:54
infoitalia さん
すこ~し、進展が・・・http://www.festadellapizza.it/

今年はサレルノではなく、隣町のポンテカニャーノになります。
モチロン日程はまだ解りません!!

ポンテカニャーノは、2007年に実施しています。
サレルノより大きなピッツァ村を作ろうとしていましたが・・・・すこ~し棚上げになっていた場所です。
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